会社で自家用車を使う時に、通勤経路と最短経路、所要時間を提出するところは、今どのくらいあるんだろう…。
休日に実際に往路復路それぞれ2回図って、短い方を申請。それを印刷した地図に蛍光ペンでなぞって提出。
こんなアナログなことを未だにやっているという…。残念ですね。
今は地図ソフトで最短経路が出せます。もちろん実際は通れないほど狭い道だったり、地図が間違っていたりすることもありますが、「こっちの道路の方が近いんじゃない?」と重箱の隅を楊枝でほじくるようなことを、目くじら立てて言わなくても…、とお思っております。
さて、車のタイヤですが、走れば減ります。当たり前です。走行距離はいろいろな出し方があるようです。例えば以下のようです。
- スピードメーター内の回路が、タイヤの回転数だったりドライブシャフトの回転数から求める。
- タイヤ近くのABSセンサーで計算して求める。
- 車速センサーを使って求める。
けど、実際に自分の車がどの方式か、何て自分も事務の方も分からないでしょう。
タイヤの外周は、(直径)×(円周率)で求められます。タイヤの外径と1回転で進む距離を計算してみると…
タイヤサイズ | 外径 | 1回転で進む距離(約) |
---|---|---|
155 / 65 R13 → | 532.2mm | 1671.108㎜ |
195 / 65 R14 → | 609.6mm | 1914.144㎜ |
275 / 80 R22 → | 998.8mm | 3136.331㎜ |
それぞれのタイヤで10㎞走ったとして、その回転数は、
タイヤサイズ | 回転数 |
---|---|
155 / 65 R13 → | 5984.054rpm |
195 / 65 R14 → | 5224.267rpm |
275 / 80 R22 → | 3188.439rpm |
タイヤが1㎜すり減ったとすると、直径で2㎜減ります。つまり、外径に関わらず、
2㎜×(円周率)≒6.28㎜ 短くなります。
タイヤサイズ | 誤差 |
---|---|
155 / 65 R13 → | 37.58m |
195 / 65 R14 → | 32.81m |
275 / 80 R22 → | 20.02m |
10㎞で30m!!あれ?大して変わらなかった…。
いつも測ると結構ズレるのは、タイヤのヘリや空気圧よりも、実は走る時のラインどりが影響してそうです。
いろいろ考えると、不安定になる要因が様々なようです。つまり、実測する意味はあるんでしょうかね!?